元祖・癒し系女優として長年愛されてきた飯島直子さん。華やかな芸能生活の一方で、彼女が選んだのは実家と都内を行き来する静かな暮らしでした。2021年8月にお母様を亡くされた後、神奈川県横浜市の実家での時間を大切にするようになった飯島さん。その自然体の生活スタイルが、多くの人の共感を呼んでいます。

出典 飯島直子 インスタグラム
1.実家での暮らしを大切にする理由
飯島直子さんが実家での生活を大切にするようになったのには、深い理由がありました。2021年8月、体調が思わしくなかったお母様が突然倒れ、帰らぬ人となってしまったのです。
「お母さんと離れたくない」という思いが、飯島さんを実家での暮らしへと導きました。
報道によると、飯島さんはお母様が亡くなる前から、体調を崩されていた母親の面倒を見るため、たびたび実家に帰っていたそうです。そして母親の急逝後、1年以上にわたって都内の自宅よりも神奈川県内の実家で過ごす時間が多くなりました。
2023年10月放送の『徹子の部屋』では、「両親が住んでいたおうちがあって、一軒家なのでちょっと放っておくわけにいかなくて、都内にマンションがあるんですけど、そこ行ったり来たりという感じになってます」と語っています。
2025年6月のInstagramでは、「エアコンの効きがわるいハマの実家」というコメントとともに、実家でエアコン掃除をしている様子を公開。母親との思い出が詰まった実家を大切にし続ける姿に、多くの人が共感しているんですね。
2.飯島直子さんの実家ってどんなところ?
飯島さんが大切にしている実家は、横浜市港北区日吉本町にあります。この場所は、慶應義塾大学の日吉キャンパスが近くにある、落ち着いた住宅街なんです。

実家は、お母様が営んでいた美容院「飯島愛美容院」がある店舗兼自宅で、飯島さんにとって思い出の詰まった大切な場所です。
お母様は美容師として、「愛子(あいこ)」というお名前にちなんで「飯島愛美容院」を経営されていました。現在は「サロン・ド・愛」という名前に変わり、お姉さんと義兄さんが経営を引き継いでいます。
飯島さん自身も高校生の時に通信教育で美容師免許を取得しているそうで、美容の仕事は家族にとって特別なものだったことが分かります。
また、飯島さんは過去にご両親に一軒家をプレゼントしており、その家の庭の手入れも自ら行っているとのこと。「朝と夕方、お水をまかないといけないので」と、お花好きだったお母様の想いを受け継いでいます。亡きお母様への思いが、今も日々の暮らしの中に息づいているんですね。

出典 飯島直子 インスタグラム
3.Instagram で見せる飾らない日常
2023年1月、飯島直子さんは Instagram を開設しました。「苦手」と公言していた SNS を始めたのには、ファンとのつながりを大切にしたいという思いがあったそうです。
Instagram では、ごく普通の朝食やすっぴんの姿など、等身大の飯島さんを見ることができます。2025年現在、フォロワー数は50万人近くに達しています。
投稿される写真は、納豆、おひたし、ゆで卵、味噌汁といったシンプルな朝食風景や、自宅で撮られた自撮り写真など。「シミもほうれい線もちゃんとありますよ。5年前にシミとりレーザーしました!」と、飾らない姿を見せてくれています。
2025年9月には「50円引きおにぎり」の朝食を公開し、「飾らないところが素敵」「ほっこり」と反響を呼びました。また「冷蔵庫の腐りかけ野菜」で作ったスパゲッティを「限界野菜使い切り」として投稿するなど、親近感のある投稿が人気です。
フォロワーへの返信には4時間くらいかけることもあるという飯島さん。丁寧に向き合う姿勢が、多くの人に愛される理由なのかもしれません。

出典 飯島直子 インスタグラム
4.二拠点生活を続ける飯島流ライフスタイル
お母様が亡くなる前、飯島さんは都内の高級タワーマンションと実家を行き来する二拠点生活を送っていました。そして2025年現在も、その生活スタイルは続いています。
都内のマンションと実家を行き来する二拠点生活。仕事とプライベート、そして家族の思い出を大切にするバランスの取れた暮らし方です。
過去にバラエティ番組で公開された都内の自宅は、約2億5000万円とされる角部屋の高層階。窓からは周りの高い建物を見下ろすことができ、リビングには大きなソファやテーブル、ゴルフのパター練習用の道具を置いても余裕がある広さでした。毎日1時間のストレッチを日課にしていたそうです。
2025年現在は、仕事のある時は都内のマンションで、休日や時間のある時は実家で過ごす生活を続けています。2025年には月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』やNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演するなど、57歳になった今も女優として活躍中です。
お父様も2017年に胃がんで他界されており、飯島さんは「仕事をセーブして、びっちりと親と一緒に向き合った4年間が本当に幸せな時間だった」と語っています。家族との時間の大切さを、身をもって感じてこられたのでしょう。

5.なぜ飯島直子さんの生き方は共感を呼ぶのか
「普通」を大切にする勇気
飯島直子さんの生き方が多くの人に共感される理由は、「普通であることを恥じない姿勢」にあるのではないでしょうか。
芸能界という華やかな世界にいながら、50円引きのおにぎりや冷蔵庫の残り野菜で作る料理を堂々と投稿する。すっぴんの姿や、実家でのエアコン掃除の様子を隠さずに見せる。こうした飾らない姿勢は、SNSで「盛る」ことが当たり前になった現代において、とても新鮮に映ります。
物質的な豊かさより心の豊かさ
約2億5000万円の都内タワーマンションを所有しながら、母親の思い出が詰まった実家で庭の水やりをする生活を選ぶ。この選択は、物質的な豊かさだけでは心は満たされないという、人生の本質を教えてくれているようです。
57歳という年齢で、あえて便利な都心の生活だけでなく、実家の手入れという手間のかかる暮らしを続けることは、家族との絆や思い出を何よりも大切にする飯島さんの価値観の表れでしょう。
年齢を重ねることへのポジティブな姿勢
飯島さんは2025年のインタビューで「私、50代はまだまだ通過点で、人生60歳からと思っているんです」と語っています。シミやほうれい線があることを隠さず、でも自分らしく美しくあろうとする姿勢は、年齢を重ねることへの不安を抱える多くの人に勇気を与えています。
完璧を目指すのではなく、「無理せず、背伸びせず、等身大の自分でいよう」という彼女の生き方は、現代人が忘れがちな大切なメッセージを伝えているのかもしれません。
失うことから学んだ人生の優先順位
両親を亡くすという経験を通じて、飯島さんは人生で本当に大切なものが何かを深く理解したのでしょう。仕事の成功や物質的な豊かさよりも、家族との思い出、日々の小さな幸せ、そして自分らしく生きることの価値。
こうした優先順位の変化が、飯島さんの生き方に深みと魅力を与え、多くの人の心に響いているのだと思います。

まとめ
飯島直子さんの実家での暮らし。それは、亡き母への思いと、家族との思い出を大切にする、とても温かな選択でした。
華やかな芸能界で活躍しながらも、Instagram では飾らない日常を見せてくれる飯島さん。シンプルな朝食や、すっぴんの姿を堂々と投稿する姿勢に、多くの人が勇気をもらっているのではないでしょうか。
実家の庭の手入れをしたり、母親の思い出の詰まった場所で静かに暮らす。約2億5000万円のタワーマンションより、心の平穏を選んだ57歳の飯島さんの生き方。
そんな自然体の生き方が、物質的な豊かさだけでは満たされない現代人の心に、深く響くのかもしれません。年齢を重ねることを恐れず、「人生60歳から」と語る前向きな姿勢も、多くの人に希望を与えています。
2025年現在も、月9ドラマやNHK大河ドラマに出演し、女優として輝き続けながら、実家と都内を行き来する生活を続ける飯島さん。仕事も家族の思い出も、どちらも大切にするそのバランス感覚が、まさに「飯島流」なのですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 飯島直子さんのこれからの活躍と、穏やかな日々を心から応援しています。
